なぜあの元議員やあの退転者には仏罰がないんだ
という質問を受けたりする。
まず第一に答えたいのは
相手の天罰に期待するのは間違った信心の姿勢だという点、
相手は、悪党なりの努力をしてバチが出ないように抑えている、
それより、その悪党以上の努力をあなた自身がしたのかと
自問自答すべきだと思う。
そもそも、その退転者だって
退転するまで、功徳を積んできたわけだ。
功徳は貯金みたいなものという比喩もあるが
その功徳が尽きるまで、バチが出ないとしても
なんら不思議ではない。
それよりも、その悪党にバチがないという
理不尽と不条理に負けて
信心の努力をやめてしまえば
まさにその悪党の魔物の狙った通りの結果になってしまうのである。
魔とはそれほど紛らわしく
あなたの信心を食い破ろうとしているので
気を引き締めて精進して参りたいものである。
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