そもそも、末法の御本仏とは何だったのか。
そこが分からないと
真理の迷宮入りとなり、
地に足がつかない無明の迷路を彷徨う。
末法の御本仏は
なにかと言えば
遠い昔に釈迦が悟りを開いた時に発火したその悟りの脳細胞の再来と言えば分かりやすい。
全ての脳細胞が起こした因は
未来の世界に結果として現れる。
釈迦も他の人と同じく脳細胞はたくさんあった。
悟りを開いたといっても全ての脳細胞が悟ったわけではない。
ある特定の脳細胞の集まりに悟りが発生したのである。
つまり
釈迦が悟りを開いた時、その覚醒した脳細胞が
御本尊はその悟りの因果を記録したものだから
祈れば同じ智慧が湧く。
当然と言えば当然だが
今は末法で民衆の心が曇っているゆえに
すぐに理解できるわけではない。
広宣流布はそれなりに時間がかかるというわけだ。
御本尊の意味が分からないのに
どの物質の御本尊がすごいとか
まったくのナンセンス。
悟りを開いた脳細胞から、少しずつ他の細胞、世界へ悟り広げていくことを広宣流布と言うのだ。
ところで魔とは何だろうか。
本能で動き制御がきかない自己中心性の増殖。
癌細胞。魔は悪しき癌細胞となって再来した。